作って使おう 携帯用ホワイトボード

2017.07.29 17:58|行事報告
7月22日と29日の2週にわたって
要約筆記者養成講座受講者対象の
携帯用ホワイトボード作りをしました。

22日は7名、29日は9名と、
受講者のほとんどが、意欲的に製作しました。

あまりの熱心さに
途中の様子を撮影する暇もありませんでした。

完成したのはこちら
 ↓
2017072902.jpg 22日チーム

2017072202.jpg 29日チーム

残念ながら、おひとり撮影前に帰られましたが
みなさん、自分の作品に、大変満足されたようでした。

難聴者とのコミュニケーションに、ぜひ使ってくださいね。
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難聴者のためのIT講座③

2017.07.27 15:03|事業案内
好評だった、はじめての画像レタッチ。
第2弾の今回は、自分で撮った画像を加工・修正してみましょう。
* 加工したい画像があれば、お持ちください。

希望のコースを明記の上、下記へお申し込みください。
多数のご参加を、お待ちしています。(要約筆記がつきます)

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日時 2017年9月27日(水) 10時~15時(うち1時間休憩)
     「ペイントショップでレタッチレタッチ♪」
場所 奈良県聴覚障害者支援センター 研修室
講師 西 邦夫 氏  (芝パソコン同好会 講師)
費用 無料 (7月お休みだった方のみソフト代実費300円必要)
定員 10名 (申込制:2017年9月20日 〆切)

申込先  奈良県聴覚障害者支援センター
         0744-21-7888 (FAX)
         0744-21-7880 (TEL)

     = 詳しくはこちら =

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gyoji20170927.jpg

相模原障害者殺傷事件から1年・福島智さんに聞く

2017.07.26 09:48|情報
奈良盲ろう者友の会からの情報提供です。

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全国盲ろう者協会です。

当協会福島理事が出演するラジオ番組のご案内です。よろしければお聞きください。
なお、放送終了後、下記ホームページにテキストデータのアップが予定されています。こちらも合わせてご覧ください。

http://www.nhk.or.jp/heart-net/shikaku/

視覚障害ナビ・ラジオ
見えない人、見えにくい人のための情報番組です。最新のニュース、生活支援、魅力的な生き方をお届けします!
ラジオ第2 放送日は日曜日の午後7時30分から8時00分まで 再放送は翌日曜日の午前7時30分から8時00分まで

次回の放送
ラジオ第2
7月30日(日)午後7時30分~8時00分

今月のトピックス
特集:相模原障害者殺傷事件から1年・福島智さんに聞く

視覚障害に関連した最新のニュースや話題、ちょっとした便利情報、コラムなど、マガジンスタイルでお送りします。
特集は「相模原障害者殺傷事件から一年」。
障害者の尊厳を脅かし、社会に大きな衝撃を与えた事件の本質とは何だったのか。
この一年で事件の背景への理解や再発防止の取り組みはどこまで進んだのか。
そして私たちが突きつけられた問いとは何なのか。
全盲ろうで東京大学教授の福島 智さんと語り合い、考えていきます。

日本語字幕版上映スケジュールのご案内

2017.07.24 17:08|字幕付映画
東宝株式会社 西日本映画営業部より、情報提供です。

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「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」  日本語字幕版上映劇場

奈良県 TOHOシネマズ橿原
2017年8月27日~30日(4日間)

FAX 0744-21-6060

なお、変更がある場合もございます。
上映回数・上映開始時間も含め、
お出かけの際は念のため各劇場に
ご確認くださいますよう、よろしくお願いします。

障害者を見る目 変えたい

2017.07.21 09:48|情報
以下、朝日新聞 より引用

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トルコ・サムスンで18日(日本時間19日未明)、聴覚障害者の4年に1度の国際スポーツ大会
「第23回デフリンピック夏季大会」が幕を開けた。
日本選手団の主将を務めるのは、横浜市の早瀬久美子選手(42)。
「子どもたちの夢になりたい」。
そんな思いを胸に、夫の憲太郎選手(44)とともに2度目の大舞台に挑んだ。

久美さんは、薬剤師として大学病院に勤める。
1998年に薬剤師国家試験に合格したが、聴覚障害を「欠格条項」として免許申請を却下された。
不条理さを訴え、2001年に法律が改正。聴覚障害者として初の薬剤師になった。
いまでは、耳の不自由な患者と手話でやりとりする。

大学生のころ、憲太郎さんと全国ろう学生の集いで知り合った。
憲太郎さんは大学卒業後、耳の聞こえない子たちのためのフリースクールや塾を開いた。
09年、教え子たちが台北デフリンピックに出場し、夫婦で応援に。
「活躍に夢をもらった。私たちは子供たちの夢にならなければと思った」と久美さんは振り返る。

互いの趣味だった自転車で、30代半ばから本格的に挑戦。
仕事の後にペダルをこぎ、休日は2人でツーリング。一般の大会にも出場し、経験を積んだ。
久美さんは前回デフリンピックで銅メダルを獲得した。

16年夏、憲太郎さんはリオデジャネイロ・パラリンピックのテレビ報道に携わった。
「パラリンピックは、一部の活躍する障害者選手と一般の障害者の間に溝を作ってしまう」との声に接し、
かつての自分を思い出した。
大学に進学する時、「お前はエリート」「夢を持てない人の気持ちを考えろ」と聴覚障害者に言われたことがあったという。
それでも「誰かが前に出て、障がいのことを理解してもらうようにリードしなければ何も変わらない」と話す。

2人は最近、運行トラブルで電車が止まった時、手話のやりとりに気付いて状況をメモで教えてくれる人が増えたように感じる。
「パラリンピックやデフリンピックでは、一部の障害者の活躍に目がいきがち。
 でも長い目で見れば、選手の活躍が社会の障害者を見る目を変えると信じている」と憲太郎さん。久美さんは
「電車に乗っている時、レストランに入った時、『聞こえないってどんなこと』と少しでも想像してもらえるようになってほしい」

祭典 思い響き渡れ

2017.07.20 09:51|情報
以下、朝日新聞 より引用

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耳が不自由なアスリートが4年に1度集うスポーツの祭典「第23回デフリンピック夏季大会」が
18日夜(日本時間19日未明)、トルコ・サムスンで開幕した。97ヵ国・地域から約3千人の選手が参加。
30日までの日程で、21競技で熱戦を繰り広げる。

ドゥン、ドゥン、ドゥン―――。
開会式では、耳をつんざくような大音響の音楽が開場のスタジアムを包んだ。
その音が全く届かない選手もいる。
それでも、重低音の振動と、埋め尽くした観客の笑顔を楽しむように、選手たちは手を振りながら入場した。

入場する選手の国名は、旗とともにスタジアム中央の大型スクリーンに表示された。
アナウンスは英語とトルコ語で行われ、スクリーンには、英語を国際手話で、トルコ語をトルコの手話で
それぞれ伝える手話通訳者も映し出された。

国際ろう者スポーツ委員会で、ろう者のヴァレリ・ルクリデフ会長は、手話で
「世界中から集まった選手たち、サムスンで一つになろう」とあいさつ。
選手宣誓も手話で行われた。

日本からは今大会、選手108人が参加。選手団の旗手を務めたサッカーの古島啓太選手(26)は、
観客席に向かって「もっと盛り上がって」と呼びかけるように左手であおった。

補聴器を外すと何も聞こえない。
でも、主将を務める代表チームの練習では、聞こえない仲間たちに向かって「声出そうぜ」と大きな声をかける。
「聞こえなくても気持ちは伝わる。声はチームを一つにする」

5歳からサッカーを始め、夢は日本代表。でも、聞こえないことで限界も感じていた。
大学生だった20歳でデフリンピックを知り、代表の座を勝ち取った。
「今大会で結果を出して、耳の聞こえない子どもたちにも頑張れば日本代表になれると伝えたい」

両手を大きく振って歩いたバレーボールの信田光宣選手(46)は、日本選手団最多タイの6回目の出場。
「大会は会を追うごとに規模が大きくなっている」と開会式の雰囲気を楽しんだ。
勤務している「日立インスファーマ」(大阪)では、社員約150人が集まっての壮行会があり、寄せ書きを社長から手渡された。
経費もすべて会社負担。
「まさかこんなに応援してもらえる日がくるなんて、びっくりしている」と話した。

スマートフォンで会場を撮影しながら更新した陸上の岡田海緒(みお)選手(19)は初出場。
日本女子体育大学の陸上部所属で、練習では、ラップタイムをホワイトボードに書いて伝えてもらっている。

高校時代、聴覚障害者の大会で800メートルを制するなどしてきた。
「聞こえないのにすごいね」。活躍するといつもそう言われることにずっと違和感があった。
「私は当たり前を続けてきただけ。デフリンピックも同じ」

ともに・2020バリアーゼロ社会へ 全国初、子ども用白杖 軽量・伸縮自在、買い替え不要に

2017.07.18 10:03|情報
以下、毎日新聞 より引用

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長野県小諸市のスキー用ストックなどの製造販売会社「キザキ」が、
子どもの視覚障害者専用の「白杖(はくじょう)」を開発した。
これまでは、大人用の白杖を切って使うしかなく、重かったり、成長とともに買い替える必要があったりと、
本人や家族の負担が大きかった。
子ども専用の白杖は全国初とみられ、木崎秀臣社長は
「使いやすい白杖なら安全性も高まるし、行動範囲も広がるのでは」と期待している。

開発のきっかけは約3年前、木崎社長が「子ども用の白杖がない」と聞いたことだった。
「スキーのストックは子どもや女性用もあるのに、子ども専用の白杖がないというのは不思議でした」

子どもの視覚障害者は通常、大人用のアルミやグラスファイバー製で重い白杖を、
身長に合わせて切断するなどして使っていた。握る部分はゴルフのパター用のものが使われていたが、
形が直線的で持ちにくく、筋力が弱い子には負担になっていたという。

使いやすさを徹底的に追求した。
グリップ部分は1年半かけて専用のものを開発し、握るだけでつえの先端が地面の方へ下がるように角度をつけ、
カーボン素材を使うなどして大人用の約半分の150~200グラムまで軽量化。
Sサイズが80~105センチ、Mサイズが95~120センチと伸縮し、
成長に伴う買い替えの必要性も少なくしたという。

同県内の盲学校の協力を得て改良を重ね、来春に1万円前後で発売することを目指している。
軽量化で使ったカーボン素材は振動が伝わりやすく、路面の状況を把握しやすくなった。
県松本盲学校(同県松本市)の矢野口仁校長は「駅ホームの転落防止にも役立つかもしれない」と語り、
子どもたちの行動範囲拡大に期待する。

同校小学5年の平林太一さん(10)も「軽くて長時間使えそう」と話し、
県長野盲学校(長野市)小学6年の松下誠治さん(12)は
「振りやすくて使いやすい。反射板を付ければ夜でも目立ちやすくなる」と喜んでいる。

視覚障害者も楽しめる 普及会がミニ碁盤開発

2017.07.15 15:31|情報
以下、毎日新聞 より引用

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障害の有無に関わらず誰もが囲碁を楽しめる磁石式のミニ碁盤を開発した
「日本視覚障害囲碁普及会」(事務局・大阪府吹田市、代表幹事・湯川光久九段)が、
14~17日に兵庫県宝塚市で開かれる囲碁の国際的な祭典「ジャパン碁コングレス」に初参加し、
障害者の囲碁文化の世界発信を目指す。
事務局長の宮野文男さんは「中途失明者は碁を諦めてしまう人も多い。視覚障害者の励みになれば」と話している。

同普及会は約25年前に設立。目が不自由でも触って白黒が判別できるように凹凸を付けた碁石とミニ碁盤を開発した。
囲碁は通常、縦横19本の線がある「19路盤」を使うが、同普及会では縦横9本の「9路盤」を活用。
宮野さんは「9路盤だと目が見える、見えないに関係なく互角に楽しめて、囲碁や視覚障害者の可能性も広がる」と話し、
世界の囲碁ファンが集まる今回の祭典でこの9路盤をアピールすることにした。

祭典では、同普及会会員が9路盤の対局のデモンストレーションをするほか、各国からの参加者と実際に対局。
希望者にはアイマスクをして、ミニ碁盤の体験もしてもらう。
また、加藤俊和・日本盲人福祉委員会評議員が視覚障害者の囲碁の意義なども講演する。

祭典は欧米で人気の囲碁イベントで、日本開催は今年が2回目。
同普及会は14~16日の午前11時~午後4時、対局に参加する。

伝えて支えて 名張市コミュニケーション条例/2 要約筆記奉仕員 書く手助け、社会参加後押し

2017.07.14 10:20|情報
以下、毎日新聞 より引用

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名張市の手書き要約筆記サークル「カワン」代表の常木春枝さん(68)は昨秋、忘れられない言葉をもらった。
月1回、古典サークルの勉強会に参加するため、要約筆記を利用する市内の聴覚障害者、山本篤子さん(84)が
「この支援がなければ、私の老後は暗くて寂しいものだっただろう。元気でいられるのは皆さんのお陰」と言ってくれた。
長年の苦労が報われた瞬間だった。

2人の出会いは21年前。ある会合で話を聞き取れずにいた山本さんに常木さんが気付き、手帳に書いて教えてあげた。
薬の副作用で難聴になった山本さんに「手助けできるよう努力する」と約束し、その年に設立したのがカワンだ。

常木さんが要約筆記を始めたのは23年前。大阪で手話サークルの代表をしていたが、
手話を学びに来た難聴者に指導しようにも相手が聞き取れず、書いて教えることに。
手話を使えない難聴者や中途失聴者に対し、書いて伝えることの重要性を知り、要約筆記の世界に飛び込んだ。

会員は伊賀、名張市の60~70代女性6人。
多くは要約筆記奉仕員として両市に登録され、手話通訳者と同様、利用無料の福祉サービスとして派遣される。
山本さんの勉強会は市の派遣対象外だが、そんな要望にも相談に乗る。
「聞こえないことで社会参加に踏み出せない人を後押ししたい」(常木さん)からだ。

要約筆記のポイントは早く、正しく、読みやすく。話の趣旨を正確につかみ、短く的確な言葉で表し、明瞭な字で書く。
実際の内容の6分の1程度にまとめるという。
月2回の例会では会員の要約文を批評し合いながら技術向上に努めている。

要約は理解力や表現力に加え、「担当する人の知識や教養などにも大きく左右される」と常木さんは話す。

苦い思い出がある。以前、あるミステリー作家の講演会に派遣された際、作家の言葉をメンバーが
誤った同音異義語で書いてしまい、来場者アンケートで「要約筆記の用をなしていない」と指摘された。
会員が1冊ずつ、その作家の著書を読んだうえで臨んだが、「教養の浅さを思い知らされた」と振り返る。

自分たちの助力で障害者が社会参加を楽しむ姿は、活動を続ける大きな力になっている。
「でも要約筆記が面白くて勉強している。
それが人のためになればいいという感じ」と話すのはメンバーの町野和子さん(62)。
さらに「友達が聞き逃したと言ったら、ちょっと書いてあげるやん。その延長でやっています」と気負いはない。

常木さんも条例制定を機に、そんな自然体の支援の広がりを期待する。
書いて知らせるという意識が浸透し、若者が携帯メールの画面を使って障害者に教える光景を思う。
「要約筆記サービスがなくても成り立つ社会、それが私たちの目標」と言葉に力を込めた。

◆要約筆記と手話

厚生労働省の2006年度の調査によると、聴覚障害者のうち、主に文字(筆談・要約筆記)で意思疎通を図っている人は
全体の30.2%で、手話の18.9%を上回った。
中途失聴者や難聴の高齢者は手話を覚えるのが難しく、文字に頼る人は多い。
要約筆記には手書きのほか、パソコンを使うものもある。

伝えて支えて 名張市コミュニケーション条例/1 手話通訳者 ろう者の権利、守れる喜び

2017.07.13 10:38|情報
以下、毎日新聞 より引用

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全ての障害者にとって意思疎通が図りやすい環境の整備を目指す名張市の「手話その他コミュニケーション条例」が
6月に施行された。
障害者が手話や点字など障害の特性に応じたコミュニケーション手段で社会参加し、
障害の有無を問わず、互いを尊重し合う共生社会の実現をうたう。
長年にわたり、障害者の情報支援に取り組んできた人たちの思いを、名張市を中心に紹介する。

「下を向かないで。表情が見えないよ」。講師役の倉田利江子さん(64)の指摘が飛ぶ。
10~70代の男女が言葉ごとに表情を変え、手の振り方に強弱を付ける。
時には2役、3役と演じ分け、まるで一人芝居のようだ。
そこでもう一人の講師、南恵美子さん(62)が指で「OK」と示した。

6月、名張市総合福祉センター(丸之内)であった同市の手話サークル「若竹会」の例会。
同市や伊賀市などの22人が所属し、倉田さんは35年前の発足時からのメンバーだ。
一方、南さんは重度の聴覚障害があり、市聴覚障害者協会会長を務める。
若竹会の会員ではないが、会員の技術向上に長年協力している。

倉田さんは両親が聴覚障害者(ろう者)で幼児期から自然に手話を覚えた。
そんな生い立ちから「支援するのは当たり前」と、さまざまな場面で障害者の手話通訳を務めてきた。

事故を起こした人に依頼され、警察の現場検証で通訳をしたこともあるし、南さんの出産時には病院で立ち会った。
「ろう者の権利や生命を守れた喜びが活動の原動力」と話し、現在も名張市が利用無料の福祉サービスとして派遣する
「登録手話通訳者」として病院の受診や学校の保護者面談などに同行し、障害者の生活を支えている。

一方で、手話奉仕員養成講座の講師などを務め、手話の普及に取り組む。
通訳のポイントは、伝える内容を的確につかみ、短く、分かりやすく表現すること。
手話の知識や技術だけではなく、国語力が重要になる。
会では小学生の国語の教材を使って平易な文章を学ぶ工夫もしている。

「人それぞれ手話に癖があり、方言もある。上達するには多くの手話と出合うことが大切」と話すのは
同会代表の石川広子さん(66)。県内や奈良の手話サークルの集まりや全国の福祉大会に参加し、経験を積んでいる。

他の会員も毎週木曜の例会で技術を磨く。
街中や旅先で聴覚障害者を手助けしたり、交流したのをきっかけに、付き合いが続いている人も多い。
そんな喜びを重ね、少しずつ会員は増えている。

条例制定に南さんは「手話は私の命。市民に広がってほしい」と話し、
公的施設での手話が分かる人の配置や市民向けの学習会が増えることを期待する。

それと共に会員が願うのは、手話を取り入れた小中学校での学習の実施だ。
会では月2回、桔梗が丘中の手話クラブを指導するほか、求めに応じて小学校での講師も務めている。
授業では「耳の不自由な人ともっと話がしたい。それには何が大事ですか」などと多くの質問が寄せられる。

「私の一番幸せな時間。彼らが福祉に夢を持ち、障害者を支えるきっかけになればどんなにうれしいか」。
倉田さんは自身の夢を託す子どもらの姿を思い、ほほ笑んだ。

◆二つの手話

手話は大別して二通りの方法がある。一つは日本語の語順通りに手話の単語を並べていく「日本語対応手話」。
中途失聴者や難聴者、健聴者にとって学びやすく、手話サークルの多くはこちらを使っているという。
もう一つの「日本手話」は、ろう者の間で独自に発達した言語で語順など日本語と異なる文法を持つ。

「方言」他県で通じず 四国ろうあ連盟 実情冊子に

2017.07.12 10:37|情報
以下、毎日新聞 より引用

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災害時に課題

聴覚障害者らでつくる四国ろうあ連盟(事務局・香川県観音寺市)などが、
四国4県の手話の「方言」をイラストで紹介した冊子を発行した。
全国各地でそれぞれ発展した手話は意味や表現が異なることがあり、
災害など緊急時のコミュニケーションで課題となっている。
同連盟は地域の手話を継承するとともに、南海トラフ巨大地震などに備えて手話通訳の混乱を防ぎたい考えだ。

全日本ろうあ連盟によると、聴覚障害者は全国に約35万人おり、うち約7万人が手話を使う。
同じ言葉でも地域によって表現の仕方が異なることがあり、全国共通の「標準手話」の指定が
1969年から日本手話研究所(京都市)によって進められている。
だが、周知の機会が少なかったり、時代とともに新たな表現が必要になったりするため、
身近な生活環境にある手話を先に習得するケースも多いという。

表現の違いによる支障は災害などの緊急時に特に生じ、熊本県ろう者福祉協会によると、
昨年4月の熊本地震では全国から手話通訳が派遣されたが、通じ合わない問題があったという。

四国でも例えば「朝」を表す際、愛媛や徳島では顔の横で拳を上から下に動かすが、高知は両手を顔の前で広げる。

しかし、この手を広げる仕草は香川だと「始まる」を意味する。
四国ろうあ連盟の近藤龍治事務局長は「4県のろう者が集まっても通じないことが多い」と話す。

同連盟は各県の聴覚障害者らを通じて情報を集め、約2年かけて冊子「あさいと 四国の手話」を作製。
曜日や続柄など日常でよく使われるが地域で表現が異なるものや、四国の名所・名物など約50語を
手話のイラスト付きで紹介している。

竹島春美理事長は「大切に引き継がれてきた四国の手話を次世代につなげていきたい」としている。

手話言語を研究する大杉豊・筑波技術大障害者高等教育研究支援センター教授は
「標準手話が広がる一方、地域の手話を見直す動きもある。
冊子は手話の実情を知ってもらうことにもつながる」と評価している。

冊子はB5判76ページで、DVD付き1080円(税込み)。
問い合わせは同連盟事務局にファクス(0875・27・7708)かメール(shikoku.deaf@gmail.com)で。

「音のバリアフリー」広がる

2017.07.10 19:51|情報
以下、日本経済新聞 より引用

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相手の話している声が聴きづらいという高齢者は難聴者に向けて、
話しかける側が伝わるようにする工夫が広がっている。
音を聞き取りやすいスピーカーを活用したり、聞き間違えの内容に電子辞書を使ったり。
高齢者は聞こえないと外出をためらい、引きこもりにもつながりかねない。
「音のバリアフリー」の必要性は一段と高まっている。

「キクさん、聞こえますか」
「ああ、よく聞こえる」

7月上旬、川崎市の特別養護老人ホーム「みんなと暮らす町」の一室。
生活相談員の植松佳子さんが話しかけると、難聴者の稲本キクさん(94)がしっかりと応じた。
説話マイクを付けた植松さんの声が、難聴者が聞き取りやすい音域で卓上のモバイルスピーカーから流れる。

同士は6月中旬から、卓上型会話支援機器を市内の介護事務所などに持ち込み、
高齢者との対話改善に向けた実証試験を始めた。難聴者が補聴器を付けるのではなく、
「話す側が難聴者が聞き取りやすい音や声をつくり出す」(同市次世代産業推進室の滝口和央さん)ことで、
円滑な対話につなげる狙いだ。

稲本さんは補聴器を使うのをいやがり、植松さんが稲本さんと話す際は「耳のそばまで近づかなければならなかった」。
ところが卓上型会話支援機器を使うと、接近しなくても、対面で話すことができる。
「きちんと聞こえているんだなとわかる。表情が全然違うから」と植松さんは話す。

市は実験を9月下旬まで続ける。使用する卓上型会話支援機器は市の認証製品。
導入した施設には危機の費用の半額を補助し、利用を拡大したい考えだ。

機器を活用して、高齢者らが聞き取りやすくする取り組みは、多くに人が集まる施設でも広がっている。

東京・羽田空港の国内線第1ターミナル。日本航空は昨年8月、
チェックインカウンター、空席待ちカウンターなどにアナウンスを聞こえやすくするスピーカー6台を設置した。

空港では館内放送や各動詞の話声でアナウンスが届きにくいことがある。
このスピーカーは大きい音を出さなくても遠くまで響き渡る機能があり、言葉や音楽をはっきりと届けられる。
実際に音を聞いた人からは、「『音が飛び込んでくる感じ』などと反応がいい」(空港業務担当のJALスカイの大西義春)という。
日本航空は今後、高齢の利用客が多い地方空港への拡大を検討している。

言い換えで聞こえやすくする取り組みも始まった。
パナソニックとグループ会社のパナソニック補聴器(横浜市)は三省堂と協力し、
聞き違いやすい言葉の言い換えや発音のコツを掲載したデジタル辞書「聞き間違えない国語辞典」を開発。
3月から、スマートフォン(スマホ)用サイトで無料公開している。

「せんきょ(選挙)」と「けんきょ(謙虚)」、「しがこうげん(志賀高原)」と「きたちょうせん(北朝鮮)」など、
聞き違いの起こりやすい言葉を約150万組収録している。

介護の現場などで、この辞書を片手に、適切な言葉を探すなどの活用を想定。
「例えば『握手』と『拍手』、『加藤』と『佐藤』は紛らわしい。まず子音が聞き取りにくくなるからで、
 『手を握る』と言い換え、名前をフルネームにしてみる」(パナソニック補聴器の光野之雄さん)といった具合だ。
サイトは2018年3月まで公開の予定。

サービス関連企業も、このデジタル辞書を研修に活用している。
ソラシドエア(宮崎市)は、パナソニックが開いた「聞き間違えない話し方講座」に同社の客室乗務員らを参加させた。
利用者からも評価する声が多く、暮らしの様々な現場で浸透していくことが期待されている。

美味しいパンを作ろう

2017.07.07 11:44|事業案内
奈聴協女性部との共催企画です。

美味し~いパンの作り方を教えてもらいましょう。
パンの発酵を待つあいだにスープも作りますよ。

たくさんのご参加を、お待ちしております。

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日時 2017年8月25日(金)  10時~15時
場所 田原本青垣生涯学習センター 2階 調理室
講師 土山 起子 氏(手話サークル「三郷」)
費用 300円(材料費含む)1人パン5個スープ付
定員 30名 (先着順:8月10日 〆切)

申込先  奈良県聴覚障害者支援センター
         0744-21-7888 (FAX)
         0744-21-7880 (TEL)

     = 詳しくはこちら =

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河瀬直美監督 最新作「光」巡りトークショー 生きる苦悩超え輝くために

2017.07.07 07:33|情報
以下、毎日新聞 より引用

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今年5月の仏カンヌ国際映画祭に最新作「光」が出品された河瀬直美監督(48)のトークショーが
6月下旬に大阪市中央区であり、約400人の来場者が詰めかけた。中央区内の障害者支援団体が主催した。

「光」は視覚障害者が映画を理解できるよう、人の動きや情景を説明する「音声ガイド」を製作する美佐子と、
弱視のカメラマン・雅哉が出会い、心を寄り添わせていく物語。
カンヌでは精神世界を深く掘り下げた作品に授与される「エキュメニカル賞」を受けた。

河瀬監督は「人間の苦悩や可能性に光を当てた作品に贈られる賞で、とてもうれしい」と受賞を喜んだ。
視力を失っていく雅哉の葛藤に触れ、「人生ではあらゆる苦悩や痛みがもたらされる。
そこからどんな光を見つけ出すか、自分自身がどう輝くことができるか(が大切)だと思う。
作品を見た人に、その『光』と出会ってほしい」と語った。

河瀬監督の前作「あん」を音声ガイド付きで鑑賞するバリアフリー上映会もあった。
司会者が挙手を求めると、音声ガイドを初めて知ったという来場者が半数を占めた。
司会を務めた視覚障害者を支援する社会福祉法人「日本ライトハウス情報文化センター」(大阪市西区)の
林田茂さん(42)は「音声ガイドがあるとストーリーが分かりやすく、心地よいと感じた人もいるだろう。
 障害者のためだけのものではないと伝えたい」と話した。

おうちカフェはいかが?

2017.07.05 08:55|行事報告
6月28日(水)支援センター 研修室において、
吉岡 誠氏(香豆舎 代表 JCQAコーヒーインストラクター)をお招きし、
コーヒーの美味しい淹れ方について教えていただきました。

参加者は、名。

コーヒーの歴史や豆の選び方について、丁寧に説明をしていただいたあと、
コーヒーの美味しい淹れ方を実演していただきました。

インスタントの粉と挽いたばかりの豆を、それぞれドリッパーで淹れて飲み比べ。
そうすると、その違いが顕著にわかりました。
挽いたばかりの豆は、香りがとてもよく、とてもおいしかったのです。
こんなに違うものなのか と、参加者の方々も、大変驚かれていました。

購入する場合、‘コーヒー豆はフルーツ’と思うとよいそうです。
賞味期限も短いので、「生鮮食品と考え、豆で購入してください」とのことでした。

ちなみに、1日2杯(20g強)を飲むとすると、400gが2週間~20日分になります。
これをめやすに、自分に合った量を購入してくださいね。

コーヒーの奥深さを知り、楽しみ方が広がったセミナーでした。

日本語字幕版上映スケジュールのご案内

2017.07.04 11:32|字幕付映画
東宝株式会社 西日本映画営業部より、情報提供です。

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「君の膵臓をたべたい」  日本語字幕版上映劇場

奈良県 TOHOシネマズ橿原
2017年8月23日~26日(4日間)

FAX 0744-21-6060

なお、変更がある場合もございます。
上映回数・上映開始時間も含め、
お出かけの際は念のため各劇場に
ご確認くださいますよう、よろしくお願いします。

ライブラリー情報

2017.07.01 18:43|ライブラリー・DVD
自主制作DVD 第22弾
「戦争体験語り」(字幕/音声なし)の貸し出しが、始まりました。

20170701.jpg

貴重な体験を、手話で語っていただいています。
濃い緑色のディスクが目印です。
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