10月1日(土) 支援センター研修室において、
奈良県建築課建築審査係 松本 吉史 氏と石川 達也 氏をお招きし、
耐震診断・耐震改修について、講演をしていただきました。
参加者は8名。
奈聴協高齢部との共催企画です。
兵庫県南部地震(災害名:阪神・淡路大震災)のときの家屋被害をみると、
震度 7 で全壊しやすい木造建築は、昭和35年以前に建設されたものが圧倒的に多く、
次いで昭和 36 年~55 年。
昭和56年以降の木造住宅の全壊は、11%だったそうです。
ではなぜ、昭和56年以降は少なくなったのでしょう。
それは、1978年(昭和53年)の宮城県沖地震での家屋倒壊被害が甚大だったため、
耐震設計法が抜本的に見直され建築基準法が大幅に改正されたことによるのだそうです。
現在お住まいの住宅に不安を感じるようであれば、
昭和56年以降に建築された建物であっても「耐震診断」をし、
結果によっては耐震補強することをおすすめします とのことでした。
参加者からは、
「耐震工法も、いろいろあるんですね」
「生活しながらでも工事が可能なことがわかりました」などの感想がありました。
スポンサーサイト