理研:網膜の難病、iPSで光…マウスで治療成功

2017.01.11 09:47|情報
以下、毎日新聞 より引用

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理化学研究所は、有効な治療法が確立されていない目の難病「網膜色素変性症」のマウスに
iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った網膜組織の細胞を移植し、
光の感知機能を回復させることに成功したと発表した。
成果は10日付の米科学誌「ステム・セル・リポーツ」(電子版)に掲載される。
理研は2年以内にヒトでの臨床研究の申請を目指す。

◇ヒトへの応用、2年以内目指す

網膜色素変性症は、網膜内で視覚情報を伝達する細胞に異常が起き、
暗い場所で物が見えにくくなったり、視野が狭くなったりする遺伝性の病気。
理研によると、3000人に1人が発症し、進行すると失明につながる。
有力な治療法として、電子機器による人工網膜の開発が進められているが、根治する手立てがないのが現状だ。

研究チームは、マウスのiPS細胞から作った細胞のシートを末期の変性症のマウスの網膜に移植し、
光を当てた5秒後に電気ショックを与える実験を実施。
すると、移植に成功したマウスの約4割が健康なマウスと同じように、光を感知して電気ショックを避けるようになった。
また、移植したシートは網膜内の他の細胞と連携し、脳に伝わる直前の細胞まで視覚情報が届いていた。

理研の万代(まんだい)道子・副プロジェクトリーダーは
「回復しなかったマウスは網膜内の移植場所などに問題があるかもしれず、今後の検討課題だ」と話す。

目の難病患者へのiPS細胞を使った臨床研究では、加齢黄斑変性の患者に、
網膜の細胞のシートを移植する手術を実施している。
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