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便利な生活へ、補聴器進化 使いやすく遠隔で音質調整

2018.08.21 17:27|情報
以下、産経ニュース より引用

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年を重ねると耳が遠くなりがちだ。難聴を放置すると、人付き合いが疎遠になり認知症につながるリスクがある。
そんなときに頼りになるのが補聴器だ。
メーカーは使い勝手を良くした製品を開発し、楽しんで聴力を確かめる専用サイトを公開している。

◇進化する機器

難聴は、耳の器官の損傷や加齢による聴力の衰えが原因で、高い声や自然の音を聞き取れるかが目安になるといわれる。
「虫の鳴き声などが自然に聞こえ、以前の暮らしに戻ったようだ」
横浜市の男性(67)は55歳のときに難聴になり、10年以上補聴器を使って、その性能などの進化を実感している。

パナソニック補聴器が昨年発売した耳掛け型補聴器「R4シリーズ」に替えると、
食器を洗う生活音を拾いすぎてうるさく感じることが減り、自然の音に気づくことが増えたという。
「毎日を楽しめるのは補聴器のおかげだ」

従来の補聴器はボタン型電池を用い、使わないときは取り外して入れ替えが面倒になる。
R4は専用の収納ケースの中に置けば簡単に充電でき、別売りのアダプターでテレビの音声を受信し、
周囲が騒がしくても音量を上げずに楽しめる。

音の聞こえ方の性能に応じて3機種あり、希望小売価格は両耳で39万8千~79万円。

◇アプリで調整

音質などの細かな調整は通常、販売店に行って担当者にしてもらう。
GNヒアリングジャパンの「リサウンド・リンクス3D」は、スマートフォンに取り込んだ専用アプリを使い、
店に行く手間を省くことができるのが特徴だ。

「はっきり聞こえない」など選択肢で悩み事を選んで送信すると、
 その人の利用傾向を知る専門家が遠隔操作で設定を調整してくれる。」
同社は、「旅先でのトラブルや、遠隔地に住んで最寄りの店に行くのが難しい場合ほど重宝する」と話す。

耳掛け型と耳の穴に収まる型があり、希望小売価格は性能に応じて両耳で39万6千~90万円。

◇さえずりで確認

技術が進化しても、本人が耳の衰えを自覚して医師に相談しないと補聴器にたどりつくのは難しい。
野鳥のさえずりを楽しみながら聴力を確認してもらおうと、パナソニックは6月、
スマートフォン専用サイトの「聴き鳥テスト」を公開した。

サイトに登録された60種類ある鳴き声はそれぞれ聞き取りやすさが表示され、
声を聞きたい野鳥を選ぶとさえずりが再生される。
難聴は高い音から聞こえにくくなり、「シリリリリリ」と高音で鳴くヤブサメなどが聞き取れるかが、
状態を確認する目安になる。

野鳥愛好家の間では高音の鳴き声が年を取ると聞こえづらくなることが知られており、
そこから難聴の早期発見に活用するアイデアが生まれた。

さえずりの音は野鳥の保護などに取り組む認定NPO法人「バードリサーチ」(東京)が協力し、
国内の野鳥60種のデータを収録している。
東京都の高尾山や愛媛県の石鎚山など特定のスポットを選んで野鳥の声を楽しむこともできる。
スマホのほか、補聴器販売店でも体験できるようにする。

加齢性難聴は一般的に50歳ごろから始まり、65歳以上の日本人の約半数が
言葉が聞き取りにくいなどの問題を抱えているという。
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