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9月23日 手話言語の国際デー 記念イベント

2018.09.21 16:03|情報
以下、全日本ろうあ連盟ホームページ より引用

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2017年12月19日、国連総会において、9月23日が
「手話言語の国際デー(International Day of Sign Languages)」とすることが決議されました。
これは、世界ろう連盟が、カリブ海に浮かぶ国家アンティグア・バーブーダをはじめとした
国連加盟国に働きかけた結果、半数を超える98カ国が共同提案者となって無投票で承認されたものです。
決議文では、「手話言語の国際デー」を通して、手話言語が音声言語と対等であることを認めるとともに、
ろう者の人権の十分な保障を目指して、国連の加盟国が社会全体で手話言語についての意識を高めるための
手段を講じることを促進することとしています。

制定後初となる今年の9月23日、世界ろう連盟アジア地域事務局は、アジア各国のろう者や在日大使館関係者と一緒に
「手話言語の国際デー」を記念するイベントを、日本財団との共催により実施します。

*記念イベントの様子は、Googleの協力を得て、YouTubeにてライブ配信します。
 YouTubeのライブ配信では国際手話・英語・英語字幕のみが配信され、
 日本手話言語・日本語・日本語字幕は配信されません。
 当日中継URL:https://www.youtube.com/watch?v=dq5xDR9l25g

日本手話言語・日本語・字幕は障害者放送通信機構の協力を得て、
聴覚障害者情報受信装置IPTV「アイドラゴン4」を経由して配信します。

全国各地の本イベントを視聴する会会場は下記の通りです。

協会   会場   会場定員
北海道 札幌市視聴覚情報センター 100名
青森 三沢市国際交流教育センターホテル ホール 263名
福島 福島県聴覚障害者情報センター 30~40名
茨城 県立聴覚障害者福祉センター やすらぎ 80名
千葉 千葉聴覚障害者センター 200名
東京 東京聴覚障害者自立支援センター 40名
山梨 山梨県聴覚障害者協会 事務所  20名
長野 長野県聴覚障がい者情報センター ロビー 25~30名
富山 富山県聴覚障害者センター 20名
福井 福井県聴覚障がい者センター 20名
岐阜 岐阜県聴覚障害者情報センター 40名
愛知 あいち聴覚障害者センター 80名
三重 三重県聴覚障害者支援センター 研修室  40名
滋賀 滋賀県聴覚障害者センター 50名
京都 京都市聴覚言語障害センター 30~40名
大阪 大阪府谷町福祉センター 50名
兵庫 兵庫県立聴覚障害者情報センター 約100名
奈良 奈良県聴覚障害者支援センター 約20名
和歌山 和歌山県聴覚障害者情報センター 20名
鳥取 鳥取市文化センター 第3会議室 約30名
徳島 徳島県聴覚障害者福祉協会事務所 ライブラリー 約20名
福岡 福岡県聴覚障害者情報センター 40名
熊本 熊本聴覚障害者総合福祉センター 50名
大分 大分県聴覚障害者センター 20~30名
宮崎 宮崎県立聴覚障害者センター 古流ホール 100名

日時: 2018年9月23日(日・祝) 13:00~16:30
    第一部 13:00~14:30
    第二部 15:00~16:30
場所: YouTube Space Tokyo
    東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー・ホールC29階)  
主催: 世界ろう連盟アジア地域事務局
    公益財団法人日本財団
後援: 外務省、国連広報センター、内閣府、厚生労働省(予定)
協力: (一財)全日本ろうあ連盟、国立大学法人筑波技術大学

プログラム:
      司会:世界ろう連盟アジア地域事務局副事務局長
         U Ka weng,Clarissa(ウ・カ・ウェン・クラリッサ)

  第一部: 13:00~14:30
  ・国連ESCAP事務局長の挨拶
  ・外務省政務官の挨拶
  ・アジア各国ろう者代表者による挨拶 
  ・アジア各国の駐日大使の紹介
  ・アジア数か国とのライブ中継
  ・記念講演「手話言語と社会」
      マーハ・ジョン氏 国際基督教大学教授(言語学)
  ・手話言語ワークショップ

  休憩:14:30~15:00

  第二部: 15:00~16:30
  ・日本財団の挨拶
  ・手話を広める知事の会の挨拶
  ・全日本ろうあ連盟の挨拶 石野理事長
  ・パネルディスカッション
     「手話言語とコミュニケーション(仮題)」
        マーハ・ジョン氏 国際基督教大学教授(言語学)
        平井伸治氏 手話を広める知事の会会長(鳥取県知事)
        石野富志三郎 全日本ろうあ連盟理事長
        コ-ディネーター:石橋大吾 全日本ろうあ連盟理事
  ・祝賀アトラクション

せりふ、心情、手話で 体全体使って表現 希望持つ心伝える

2018.09.18 15:40|情報
以下、毎日新聞 より引用

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聴覚障害の生徒らが通う県立ろう学校(大和郡山市丹後庄町)の演劇部が、手話を使った独自の表現活動を続けている。
せりふや心情を手話と体全体を使って表現し、音響、照明、字幕を付けたスタイルで上演。
各種の大会にも出場しており、部員らは「手話という言語を伝えたい」と意欲を燃やしている。

同部は2004年創部で、現在は高等部と中学部の計11人で活動している。
一般的な演劇では声で表現される部分も体で表現するため、
キャラクターの性格に合わせて手話の振り方を変えるなど工夫を重ねている。

8月下旬、大和郡山市で開かれた「英語パフォーマンス甲子園」。
参加9校の一つとして、中山海人さん(高等部2年)、坂本拓登さん(同1年)、平野慧さん(同1年)の3人がステージに上り、
オリジナルの手話パフォーマンス「Star Light」を披露した。

聞こえないことで、聴者と対等でいられない葛藤を抱える登場人物が、生前、ろう者と聴者をつなぐ活動に尽力した歌手の
坂本九さんとの出会いを通じて希望を胸に生きていく物語だ。

作品では、「見上げてごらん夜の星を」を同局の英語版に乗せて‘歌う’場面も。
当初はアメリカ手話を使うことも検討したが、英語の歌詞をさらにアメリカ手話に意訳することが難しく断念。
日本手話を使ったが、テンポや単語の数などが異なる英語版とタイミングを合わせるのに苦労したという。

「たまには逃げたい時もあるけれど、それでも前を向いていきて行きたいという気持ちを伝えたかった」という坂本さん。
豊かな表情やメリハリの利いた動きで喜怒哀楽の心情を表すなど卓越した表現力を見せ、
演技が終わると会場からは盛んな拍手と歓声を受けていた。

上演を終え、中山さんは「聞こえる人と聞こえない人の関わりや、希望を持ち続ける気持ちを伝えることができた」、
平野さんは「みんなに自分たちの言語である手話が伝えられてよかった」と笑顔で話した。

この大会では準グランプリに輝いた。
秋には県の演劇コンクールや「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」も控えており、
部員らは「さらにいろいろな場で表現していきたい」と練習を積んでいる。

ろうであり、ゲイである前田 健成さんの歩んできた道

2018.09.12 12:55|情報
以下、Yahoo!ニュース より引用

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◇特別な人

「ろう者であり、ゲイでもある特別な人」。これが前田 健成さんに会うまでのイメージでした。
今までそのような人に出会ったことがなかったからです。

前田さんは、現在、都内にある明晴学園で小学生に授業をしています。

当時、私はろう・難聴LGBTの存在を知ってもらうためにDVD「11歳の君へ ~いろんなカタチの好き~」を制作していました。
このDVDには11歳の子どもから学べるようにLGBTについての知識を手話で説明する部分があります。
手話ナビゲーターはろう学校の教諭でもある前田さんしかいない!と思った私は前田さんに会いに上京しました。

◇前田さんの決意

生まれつきのろうである前田さんは、高2の時に自分はゲイじゃないかと感じるようになりました。
大学時代にLGBTの人たちと出会い、23歳でゲイであることを受け入れます。
勇気を出してLGBTの世界に踏み出そうとした時、今度は「コミュニケーションが難しい」
「話していることが分からない」という壁が立ちふさがりました。

五体満足の異性愛者が優位である社会で、ろう者であり、ゲイであることを認めるためには、
ろうLGBTのコミュニティとそのロールモデルが必要です。

しかし、ろうLGBTの世界では、聞こえるLGBTの世界と同様に本名を伏せて
お互いの事情に踏み込まずに付き合うことが暗黙のルールとなっていました。
もっと陽の当たる場所にいたいと思う前田さんにとっては物足りません。
ゲイであることは一生隠さなければいけないのか・・・と悩む日々が続きます。
そんなある日、ダスキンが障害のある若者がそれぞれ希望する国へ派遣し、研修の機会を与えていることを知ります。

1990年にADA法(障害を持つアメリカ人法)が制定されたアメリカでは、
学校や大学で手話を学ぶことができ、耳の聞こえない人に対する理解があります。
LGBTに理解のあるサンフランシスコで自分の生き方を見つけ、
同じように悩んでいるろうLGBTの支援を考えようと研修を決意。
27歳の秋にダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣に応募しました。

◇やっと見つけたロールモデル

晴れて研修生となった前田さんはサンフランシスコで自分と同じ境遇のブライアンに出会いました。
ろうであるブライアンは男性と結婚し、3人の子どもを養子として引き取ります。

日本のLGBTの人たちにとって夢である「結婚」と「子どもを持つ」ことをろうであるブライアンはやってのけています。
前田さんは彼の生き方に「最高のロールモデルだ」と感激し、
自分も結婚して子どもを持つことができるのだと希望を持ちました。
ブライアンを含め様々なろうLGBTとの交流を経て、ろうであり、ゲイである自分に自信が持てるようになりました。

◇ろうLGBTの理解普及のために

「聞こえないこと」「LGBTであること」は見た目では分かりません。
ろうコミュニティでLGBTが話題に上っても、自分の身近にはいないと思う人もいます。
アメリカから帰国した前田さんは、日本のろうLGBTが置かれている現状を打破したく、ゲイであることをオープンにしました。

職場でも児童生徒や保護者にろうであり、ゲイとして生きている自分を見てもらうことで
当事者だけでなく、その家族の支援にもつなげたいと考えています。

◇周囲の人たちの変化

自分を隠さずに生きるようになった前田さんは周囲の人たちの変化を感じるようになりました。
恋愛の話になると今まで「彼女いる?」と聞かれていたのが、
「パートナー、いる?」などと同性愛も含まれる表現を使う人も出てくるようになりました。
「ありのままの自分で友達を作ることができるようになった。これが一番嬉しい」と言います。

日本オラクルの川向 緑さんは、LGBTの中には耳の聞こえない人もいることを社員に知って欲しいと
研修を企画し、前田さんを招きました。
前田さんに初めて会った時の感想を聞くと、耳が聞こえない人がいるのも理解しているし、
LGBTがいることも分かるけれど、両方を持っている人がいる可能性を考えていなかったと言います。
そういう友人が身近に一人でもいるかどうかが、心から当たり前として受け入れられるかどうかの違いになると思うと
話していました。

私も前田さんと親しくなり、恋愛の話もするようになった時、ゲ
イであっても相手を好きになる気持ちやドキドキする気持ちは同じなのだと軽い衝撃を受けました。
「特別な人」だったのが、一人の「前田くん」になった瞬間でした。

◇居場所

現在、前田さんは教育の場だけでなく、企業が主催するLGBT研修の講師を引き受けたり、
東京レインボープライドなど、LGBT関連のイベントに参加したりして、ろうLGBTの存在を伝えています。

最後に「あなたの居場所は見つかりましたか」と問うと、
「居場所を考えるというより、ここにいてもいいんだと思えるようになった」とのこと。

自分と対峙し、自分を受け入れた前田さんだからこそ、このような環境がもたらされたのでしょう。
今年の春からフリーとなった前田さんは、非常勤講師として子どもたちと関わりながら、生き方を模索しています。

障害者雇用水増し問題について(声明)

2018.09.07 10:44|情報
以下、全難聴ホームページ より引用

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障害者雇用水増し問題について(声明)

2018年9月3日

一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
理事長 新谷友良

障害者雇用を促進するための障害者雇用率制度の運用において、国・地方自治体が対象外の職員を
障害者の範囲に組み入れて、雇用率を達成したように報告していたことが判明しました。
多くの障害者の雇用を目指す制度おいて、その基礎となる障害者の数を偽っていたことは、
どのような言い訳も許されるものではありません。

我が国の年金も含めた多くの障害者福祉サービスは障害者手帳の保持が条件になっています。
しかし、障害者認定の基準は国際的にみて非常に厳しく、聴覚障害を例にとれば、
世界保健機関(WHO)報告が人口の5%を聴覚障害者としながら、
我が国の聴覚の障害者手帳保持者は34万人(人口の0.3%)しかいません。
このように、障害者福祉サービスの受給対象者を厳しく制限しながら、
他方自分たちが作った制度の目標数字を達成するためには平気で障害者の範囲を操作する国の対応は、
我が国の障害者施策の根底を揺るがすものと言わざるを得ません。

民間企業の障害者雇用率は今年から2.2%となっています。
この数字が妥当かどうか様々な議論がありますが、例えばフランスは6%です。
しかし、フランスでは障害者雇用における障害の定義が「1つ又は複数の身体・感覚・精神・知的機能を理由とする、
障害者がその環境において被る活動の制限または社会生活への参加の制限」とされており、
障害者の範囲を広くとらえています。
また、障害者の雇用・就労における情報保障の整備など、提供すべき合理的配慮が非常に具体的に規定されています。

「働き方改革」を待つまでもなく、働く意欲のある障害者には広く働く場が与えられなければなりません。
多くの障害者の雇用を民間企業や国・自治体で進めていくためには、

①障害者雇用における「障害者の範囲」を障害者基本法の定義に沿ったものに改める。
②雇用・就労における「合理的配慮の提供」を行政機関等のみならず事業者においても
法的義務とするように障害者差別解消法を改正する。

ことが求められます。

「雇用率が達成されれば、障害者雇用の問題が解決」されるという認識が今回の問題を生んでいます。
「障害者の範囲」、「合理的配慮の提供」の課題を併せて考えることで、今回の問題を障害者の雇用・就労問題を
前進させるきっかけとすることを求めます。

国及び地方自治体の障害者雇用率水増し偽装に対する声明

2018.09.05 10:50|情報
以下、全日ろう連ホームページ より引用

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国及び地方自治体の障害者雇用率水増し偽装に対する声明

2018年9月3日 一般財団法人全日本ろうあ連盟

今年8月に発覚した中央省庁及び地方自治体による障害者雇用数水増し問題に関して、
厚生労働省は8月28日に昨年6月1日時点の国の33行政機関を対象とした再調査結果を公表した。
それによれば、27機関が計3,460人を不適切に算入していたことが判明したため、再集計した結果、
平均雇用率が1.19%に半減し、当時の法定雇用率2.3%を下回ることとなった。
障害者雇用促進法を所管する厚生労働省自身も法定雇用率を満たしていたとはいえ、
不適切な算入があったことがわかった。
これは、民間事業者に対する障害者雇用拡大の旗振り役を担う国が、
国民や障害者に対する裏切り行為を長年にわたって続けてきたことになる。

報道によれば、「健康診断結果を基に本人に確認せず算入」、「聴力を確認することなく算入」、
「人事関係の書類に本人が記載した健康状態や病名を基に判断」、「死亡職員も算入」といった
ずさんな実態が次々と明らかにされている。
地方自治体においても厚生労働省のガイドラインを不適切に解釈し、障害者手帳の確認を怠ったり、労働時間が
週20時間未満で本来ならば対象外となるにもかかわらず算入したりするなど、悪質な事例が次々と発覚している。

内閣府による障害者白書(平成29年度版)では「障害者施策の基本理念である、全ての国民が、
障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現のためには、
職業を通じた社会参加が重要である。」との考え方のもとに、障害のある人の雇用対策の各施策が推進されている。
今回の各省庁の対応は明らかにこうした理念に反しており、障害者雇用促進法の下で障害者雇用率の順守を督励されてきた
民間事業所はもちろん、障害者基本法が掲げる共生の理念のもとに障害の有無に関係なく対等に暮らせる社会づくりを
目指してきた一般国民の信頼を大きく裏切るものである。

不正に算入された障害者数は3,400人を超えるが、ただでさえ障害者に対する理解が
依然として十分に浸透していない労働市場で苦境におかれている障害者にとっては、
それだけ多くの貴重な雇用機会が不当に奪われたことを意味する。
憲法で保障されている障害者の働く権利を踏みにじり、障害者の働く機会を奪ったという意味で
決して許されない問題である。

2016年に改正障害者雇用促進法が施行されたことにより、これまで量的な拡大に視点が偏りがちであった障害者雇用は、
合理的配慮を通じた就労環境の整備を通じてその質的な向上も図ろうとする新たな局面をようやく迎えたと思われた。
しかし、この度の不正は、こうした前進を大幅に後退させることとなった。

政府の中枢である内閣府や障害者雇用政策の推進者である厚生労働省はもとより、
不正に関わった省庁や地方自治体はその責任を厳しく問われるべきである。

厚生労働省は、法定雇用率に満たない人数分の雇用を省庁や地方自治体に働きかけるとしているが、
それだけでは今回の問題によって露呈した障害者雇用をめぐる本質的な問題,すなわち
障害者雇用に対する社会全体の消極的姿勢とそれに起因する障害者の就労機会の乏しさという
根本的な課題を解決することにはつながらない。
その背景にある、障害者雇用に対する社会全体の意識の低さや障害者に対し
就労上必要となる配慮を提供するために活用しうる社会的な制度の整備の遅れといった課題、
そして障害のある人とない人が一緒に仕事をし、お互いに学び合うという職場が当たり前にあるという共生社会の構築という理念の実現に取り組むことが強く求められる。

こうした問題意識をふまえ、我々全日本ろうあ連盟は、国及び地方自治体に対し、以下の対応を強く求める

1.法律を制定、自ら率先模範を示すべき政府機関内においてなぜこのような失態を招いたのか、
 その真相究明を進めるために障害当事者を含む検証委員会を設け、調査にあたらせること。
 厚生労働省は「公務部門における障害者雇用に関する関係府省連絡会議」(以下「連絡会議」)を設置し、
 その下に検証チームを設け、弁護士など第三者も加えるとしているが、公正を期するため
 障害当事者も一定数加えることを強く求める。

2.公共部門における障害者雇用の取り組み及び障害を持つ職員の労働環境をめぐる実態を調査し、明らかにすること。
 民間事業所に比べ、公共部門における障害者雇用の取り組みやそこで雇用されている障害者の実態は見えにくい。
 公共部門における障害者雇用の取り組み事例の共有化や障害者を取り巻く就労環境の向上を図る意味でも
 その実態を明らかにする必要がある

3.各省庁は、障害者の雇用政策の抜本的な見直しを図り、障害者が能力をいかんなく発揮して
 働ける職場環境と労働条件の整備を推し進めること。
 本年閣議決定された「第4次障害者基本計画」には、
 「国の機関においては民間企業に率先垂範して障害者雇用を進める立場であることを踏まえ、
 法定雇用率の完全達成に向けて取り組む等積極的に障害者雇用を進める。」と記されている。
 各省庁は、こうした立場を自ら放棄した責任を認めた上で障害者の就労促進に向けた環境と条件整備に取り組むべきである。

4.公共部門における障害者雇用の取り組みを実効的に監視するシステムの構築と
 透明性のある障害者雇用状況報告にすること。
 公共部門は障害者雇用において模範となる立場として適正な取り扱いを期待されているにもかかわらず
 今回のような不正を引き起こしてしまった。
 その原因を究明し、再発防止を図るための監視システムの構築が不可欠である。
 その上、毎年6月に実施されている障害者雇用状況報告における障害区分をさらに細分化し、
 各障害種別の障害者の雇用状況を把握できるようにすること。
 とくに、身体障害者については、聴覚障害、視覚障害、肢体不自由、内部障害とで
 その障害の態様や特性が大きく異なることから、区分をさらに細分化した報告方式に改めることが、
 国民に対して透明性を高めることになる。これに対応させる形で民間事業所による報告形式も同様に
 障害種別を細分化することが望ましい.

5.公共部門及び民間事業所が従業員である障害者が就労継続上必要となる支援を提供しやすくするために
 活用できる社会資源を整備すること。
 今回の不正問題を引き起こすことになった根本的な原因には、障害者雇用に伴う事業所側の負担増大を嫌う風潮も
 あったと推察される。そうした事業所の負担軽減を図り、障害者雇用に積極的に取り組めるようにするために、
 ガイドヘルパーや手話通訳者、要約筆記者、作業補助者といった障害者が就労上必要となる支援サービスを
 提供できる支援者を事業所が利用しやすくするシステムなどの社会資源の整備が必要である。

以上

高校生の手話スピーチコンテスト 眞子さまが出席

2018.08.30 14:30|情報
以下、NHK NEWS WEB より引用

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高校生による手話のスピーチコンテストが、秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまも出席されて、25日に東京で開かれました。
このコンテストは、手話の普及や福祉教育を進めようと、聴覚障害者の団体などが毎年開いていて、
眞子さまも出席されました。

開会式で眞子さまは、手話を交えながら
「私たち一人ひとりが手話に対する意識を高めることは、皆が安心して暮らせる社会へとつながっていくと思います。
 この手話スピーチコンテストを含む活動を通して、大切な言語である手話に対する理解が一層深まりますことを、
 そして手話に親しみを持つ人が増え、より手話を使いやすい環境が作られていきますことを願っています」と
述べられました。

コンテストでは、全国から選ばれた高校生10人が、「手話と共に生きる社会」や「私が歩む道」をテーマに、
手話を交えて生き生きとした表情でスピーチし、眞子さまも熱心にご覧になっていました。

審査の結果、聴覚障害者が剣道に励む姿を見て挑戦することの大切さを学び、将来、
教員として子どもたちに伝えたいと訴えた福島県の高校3年生の柏原力樹さんが1位に選ばれました。

助けたいという思いはろう者も同じ ~ 聴覚障害者団体として全国初の災害ボランティア活動 ~

2018.08.27 14:33|情報
以下、YAHOO!ニュース より引用

◇ろう者のための災害ボランティアセンター

7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島。
連日ニュースでその様子が報じられると広島県ろうあ連盟へ会員から「ボランティアをしたい」という声が寄せられました。
4年前の安佐北区の土砂災害の時も力になりたいと思っていた会員もいたけれど、聴者(耳が聞こえる人)との
コミュニケーションが不安で活動を諦めたという過去があります。

聴覚障害のある人は耳が聞こえないだけで体は元気です。
同連盟はここでボランティアセンターを立ち上げて手話ができる人も集めて活動しようと
豪雨1週間後の7月14日に設立、SNSや機関誌などで呼びかけるとセンターの想定以上に多くの人が集まりました。
聴覚障害者団体が独自でボランティアセンターを立ち上げるのは全国初。志願した人たちはどのように活動したのでしょうか。
前例のない取り組みで見えてきた課題とは何でしょうか。

◇ろう者宅での作業

最初は土砂がなだれ込んだろう者の大島昭男さんの家(安芸郡坂町)で作業をしました。
筆者が取材した8月4日に集まったのは1名の聴者を含む18名。
約150cmの高さまで土砂で埋まっていた家は何日かにわたる懸命なかき出し作業、
この日には外壁の土砂がほぼ取り除かれていました。
ボランティアは家族と一緒に室内になだれ込んだ土砂のかき出し作業に励みました。

聴覚障害のある参加者に動機を聞くと
「テレビで被害の大きさを知り、助けなければいけないという気持ちが自然に湧き出た」
「4年前の土砂災害ではコミュニケーションの面で不安があり、遠慮したが、
 今回はろう者同士での取り組みということもあり安心して参加できた」と話してくれました。
日々拡大していく被害に心を痛め、何とかしたいという思いにかられ、のべ5回も足を運んだ人もいれば、
「広島にお世話になったから」と神戸や京都から駆けつけた人もいました。

センター設立の7月14日から8月11日の間で13日間作業をし、のべ170人のボランティアが汗水を流しました。

◇聞こえる人の家へもボランティアを派遣

大島さん宅の周りの家も土砂で埋まっていましたが、ボランティアの人手は足りない状況です。
この地域は高齢化が進み、一人暮らしの人も少なくありません。

炎天下の作業は過酷を極め、ボランティアの数が足りないことや
被災した多くの聞こえる人も困っていることを知ったセンターは、
地域の家へボランティアを提供するために坂町災害たすけあいセンターに団体登録をしました。
9時から14時半までを作業時間とし、10分活動して10分休憩するというルールを守りながら、活動をしています。
坂町社会福祉協議会の齊藤祐介さんは
「人手不足なので、障害のある方も来てくださり、大変ありがたい。
 障害を理由に断ることはしないので来ていただきたい」と言います。

地域で作業をした、坂折知則さん(ろう者)はご家族の方は手話ができる人に対応をお願いし、
自分はそのご家族から指示を受けて作業をした。
「オッケー?だめ?」と身振りでコミュニケーションをとることができ、ろうであることは問題ではなかったと
話していました。

◇新たな課題

一方、活動を続けると新たな課題が見えてきました。
聴覚障害のある人は外見は健常者と変わらず、一見分かりません。
作業先で休憩のためのテントを設営した時に、その土地の所有者とのやりとりがうまくいかず
トラブルになったことがありました。
先方もまさかろう者がボランティアをしているとも思っていないため誤解が深まったのでしょう。
その場に手話ができる人がいなかったため、ろうボランティアはなぜ、自分が叱られているのか分かりませんでした。

聞こえないことを最初から相手が知っていれば、お互いにコミュニケーションをスムーズに運ぶことができたのかも
しれないと考えた広島県ろうあ連盟職員の横村恭子さんは、誤解をなくすために
「聴覚障害のある支援者」とプリントしたビブスをボランティアに着用してもらうなどの工夫が必要だと話していました。

◇今後は活動の幅を広げていく

「ボランティア活動をすることで初めて知ることがあります。
 テレビや新聞では報じられないところで助けを求めている人は多い。
 最初は市内で活動していたけれど、他の地域へも活動を広げたい」と横村さんは意欲を示していました。

同連盟迫田和昭理事長は、
「聞こえる方は最初はろう者が来たことに抵抗があったかもしれません。
 『ありがとう』『ご飯』『飲み物』などの手話を教えたら、興味を持ったようです。
 簡単な手話で心を通い合わせたことが一番大きなことだと思います。
 ろう者は助けてもらうばかりの立場ではありません。
 ボランティアセンターを運営する都道府県、市町村の社会福祉協議会も障害があるからと遠慮せず、
 聴覚障害者団体にも呼びかけて欲しいですね」と言います。

◇助けたいという思いは同じ

東日本大震災、熊本震災など大きな災害に見舞われる度、聞こえる聞こえないに関わらず
人々は力になりたいという気持ちを抱いてきます。
しかし、多くの聞こえない人たちはコミュニケーションの面で不安がある、足を引っ張ってしまうのではと遠慮してきました。
それでも、センターを立ち上げたのは、困っている人がいたら助けたいという思いは聞こえない人も同じだからです。

広島県ろうあ連盟災害ボランティアセンターは、今後は県全域へと活動の幅を広げる予定です。

心でリズム、仲間とステップ 聴覚障害の男子生徒が出場「上位目指す」

2018.08.22 10:35|情報
以下、産経WEST より引用

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高校ダンス部の日本一を決める「第11回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)」
(産経新聞社、ストリートダンス協会主催)の全国大会(16~17日、横浜市)に、
重度の聴覚障害がある男子生徒が出場する。京都府立山城高(京都市北区)3年の福山寛太さん(17)。
「ダンスは、耳が聞こえる人に自分が肩を並べる自信があるもの」と、自身初の全国大会に向けて
練習に打ち込んでいる。

心の中でリズムを刻み、仲間の動きに合わせて息のあったステップを踏む-。
その姿は聴覚障害者であることを感じさせない。

福山さんは高度感音性難聴で、生まれつき耳がほとんど聞こえない。
コミュニケーションを取る際は筆談か、補聴器でかすかな音を聞きながら相手の口の動きを読み取る。

幼い頃にテレビを見ながらまねをして踊る様子に母が気付き、3歳からダンス教室に通い始めた。
中学まで通って技術を磨き、聴覚障害がある生徒を受け入れている山城高へ進学した。

顧問の安野留三子教諭は「当初は心配だった」と明かすが、他の部員と同じように踊る姿を見て
「取り越し苦労だった。本当に音楽が聞こえていないのだろうかと思わせるほどうまかった」と振り返る。

便利な生活へ、補聴器進化 使いやすく遠隔で音質調整

2018.08.21 17:27|情報
以下、産経ニュース より引用

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年を重ねると耳が遠くなりがちだ。難聴を放置すると、人付き合いが疎遠になり認知症につながるリスクがある。
そんなときに頼りになるのが補聴器だ。
メーカーは使い勝手を良くした製品を開発し、楽しんで聴力を確かめる専用サイトを公開している。

◇進化する機器

難聴は、耳の器官の損傷や加齢による聴力の衰えが原因で、高い声や自然の音を聞き取れるかが目安になるといわれる。
「虫の鳴き声などが自然に聞こえ、以前の暮らしに戻ったようだ」
横浜市の男性(67)は55歳のときに難聴になり、10年以上補聴器を使って、その性能などの進化を実感している。

パナソニック補聴器が昨年発売した耳掛け型補聴器「R4シリーズ」に替えると、
食器を洗う生活音を拾いすぎてうるさく感じることが減り、自然の音に気づくことが増えたという。
「毎日を楽しめるのは補聴器のおかげだ」

従来の補聴器はボタン型電池を用い、使わないときは取り外して入れ替えが面倒になる。
R4は専用の収納ケースの中に置けば簡単に充電でき、別売りのアダプターでテレビの音声を受信し、
周囲が騒がしくても音量を上げずに楽しめる。

音の聞こえ方の性能に応じて3機種あり、希望小売価格は両耳で39万8千~79万円。

◇アプリで調整

音質などの細かな調整は通常、販売店に行って担当者にしてもらう。
GNヒアリングジャパンの「リサウンド・リンクス3D」は、スマートフォンに取り込んだ専用アプリを使い、
店に行く手間を省くことができるのが特徴だ。

「はっきり聞こえない」など選択肢で悩み事を選んで送信すると、
 その人の利用傾向を知る専門家が遠隔操作で設定を調整してくれる。」
同社は、「旅先でのトラブルや、遠隔地に住んで最寄りの店に行くのが難しい場合ほど重宝する」と話す。

耳掛け型と耳の穴に収まる型があり、希望小売価格は性能に応じて両耳で39万6千~90万円。

◇さえずりで確認

技術が進化しても、本人が耳の衰えを自覚して医師に相談しないと補聴器にたどりつくのは難しい。
野鳥のさえずりを楽しみながら聴力を確認してもらおうと、パナソニックは6月、
スマートフォン専用サイトの「聴き鳥テスト」を公開した。

サイトに登録された60種類ある鳴き声はそれぞれ聞き取りやすさが表示され、
声を聞きたい野鳥を選ぶとさえずりが再生される。
難聴は高い音から聞こえにくくなり、「シリリリリリ」と高音で鳴くヤブサメなどが聞き取れるかが、
状態を確認する目安になる。

野鳥愛好家の間では高音の鳴き声が年を取ると聞こえづらくなることが知られており、
そこから難聴の早期発見に活用するアイデアが生まれた。

さえずりの音は野鳥の保護などに取り組む認定NPO法人「バードリサーチ」(東京)が協力し、
国内の野鳥60種のデータを収録している。
東京都の高尾山や愛媛県の石鎚山など特定のスポットを選んで野鳥の声を楽しむこともできる。
スマホのほか、補聴器販売店でも体験できるようにする。

加齢性難聴は一般的に50歳ごろから始まり、65歳以上の日本人の約半数が
言葉が聞き取りにくいなどの問題を抱えているという。

日本語字幕版上映スケジュールのご案内

2018.08.16 13:39|情報
東宝株式会社 西日本映画営業部より、情報提供です。

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「SUNNY強い気持ち・強い愛」 日本語字幕版上映劇場

奈良県 TOHOシネマズ橿原
2018年9月19日~9月22日(4日間)

FAX 0744-21-6060

なお、変更がある場合もございます。
上映回数・上映開始時間も含め、
お出かけの際は念のため各劇場に
ご確認くださいますよう、よろしくお願いします。
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